好きか嫌いか?の二択以外で。
星野源の新譜、「Gen」が良すぎて感動しているわたしです(特に喜劇をきいてボロボロ泣いてしまう)。
なんで喜劇に泣いちゃうかって、あったかすぎて(ばかみたいな感想)。家族間で色々あったわたしにとって、なんか抉られる曲。しかも親戚?に、腹いせにゲームキューブ盗まれたこともついでに思い出した、スマブラ大好きだったのに!!!!!!

「手を繋ぎ帰ろうか、今日は何食べようか、「こんなことがあった」って君と話したかったんだ」こんな瞬間をわたしと過ごすために、母が戦ったのを知っている。きっと父も、わたし達子どもを大切に思っていたのは間違いない。両親2人がその時にできる全力でわたし達を大切にしていたのはわかっている。だからこうして、今、ここに生きられているわけだし。
でも、傷ついたこともたくさんある。嫌だったこともたくさんある。未だに許したくないこと、受け止められないこと、消化できないことがある。なんなら大人になってから、「あぁあれキツかったな」と思い出す瞬間が結構あって意味もなく沈んだりする。
両親を好きか嫌いかでしか考えられなくて、それがすごく苦しかった時もあったのだけど。最近はその気持ちを、大切にされていた愛を受け取ること・嫌なことは嫌だったの気持ち、別々の気持ちとして共存させていいとわかってからは家族に対する心の平穏が戻ってきた気がする。そしてこの平穏は、自分がコーチであり、ずっとコーチングがわたしの中にあり、自分とのコミュニケーションが以前と変わったからこそ取り戻せたもの。
どうしても、人のことを考えると、好きか?嫌いか?の二択になりがちだなと思うんだけど、もっと自分の気持ちを細かく分けてみたり、正反対の気持ちを共存させていいと気づいたりすると、今まで見えなかったものがちょっとずつ見えてきて、自分に対しても人に対しても二択以外の選択肢が持てる。
結果、自分が楽になる笑。嫌だもの、答えのない人間関係にずっと苦しんでるの。誰かのことを嫌と思い続けるってすごくエネルギー消費するしね。しんどいもん。ずっとずっと「これだね!」なんて答えは出なくて、ずっと変わり続けていくのが人間関係だと思うから。
そんなことを言いながら、父に対する気持ちの整理はあんまりまだできていない。ただ「幸せであってくれよー、わたしから遠いところで!」って気持ちで落ち着くと思っていたら、そうも思ってられないかも?な出来事があり、なんなんだよ!って思っているところ。アルコール依存症で入院したんだよねー。これについてもまた、静かにぽろっとここで残せたらいいな。
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